Excel(2016)が開けなくなった!
先日、お客様から問い合わせをいただいた件です。
Excelが急に開けなくなったということで、次のようなメッセージが出たということです。
Excel.exe – アプリケーションエラー
[×] アプリケーションを正しく起動できませんでした(0xc0000005)。[OK]をクリックしてアプリケーションを閉じてください。
さらに事情をお聞きすると、どうやらMicrosoft Office系のソフト(Outlook, Excel, Word, PowerPointなど)がすべて使えないようです。でも、Internet Explorer や Edge は使えるし、Windowsも問題なく起動しているようなので、Microsoft Office の修復を試みるとともに、Windows Updateを試みてみました。
Microsoft Office の修復
多くの旧来のプログラムの場合、アインインストール/インストールの作業で修復を試みますが、Microsoft Office の場合は、設定画面内にある「プログラムの追加と削除」を使って修復が可能です。手順については以下の公式サイトをご覧ください。
以上の修復作業で、少し時間がかかりますが [オンライン修復] をする方が良いかと思います。今回の件では、この [オンライン修復] で無事、再度起動できるようになりました。
Officeの更新もWindows Update に含めるには
結局、 (2)Windows Update は今回必要なかったのかもしれませんが、時間が許す範囲で手動アップデートを実行しておきました。Officeのアップデートも、同じ画面を通して可能です。設定の仕方は以下をご覧ください。
Microsoft Update で Office を更新する
https://support.office.com/ja-jp/article/microsoft-update-%E3%81%A7-office-%E3%82%92%E6%9B%B4%E6%96%B0%E3%81%99%E3%82%8B-f59d3f9d-bd5d-4d3b-a08e-1dd659cf5282
自分の好きなタイミングで Update したい場合
Windows Update は基本的に問題のある部分の修正なので、やはり実行したほうが良いには良いのですが、まれに、Windows Updateが原因で使用ソフトウェアに不具合が生じる場合があります。特に業務用の特別設計のソフトを運用している場合は、ソフト会社からの最新の案内(メールなど)にも注意を払うことをお勧めします。
また、外出先でテザリングをしたりしている時にWindowsの自動更新が入ると、モバイル回線でかなりのギカ数を使ってしまう結果になることもありますし、PCに負荷がかかるような作業をしている時などに自動更新が入ると、PCの動作全体がもっさりしてしまうこともあります。
それを防ぐために、更新のタイミングを少しずらす機能があります(Windows Proの場合はもっと設定が細かくできます)ので、必要に応じて活用してみてください。
Windows 10 での機能更新プログラムの延期
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4026834/windows-10-defer-feature-updates
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