さて、雷でパソコンとプリンタの電源が入らなくなったいきさつはコチラの記事で書いた通りですが、パソコンの方は無事修理できました。今度はプリンタです。
ワタクシの使っているプリンタはCanon MP810。フィルムスキャンとかもできるCCDスキャナ搭載で、発売当初はおそらくハイエンド機だったと思います。仕事で使っているのでヘッドの痛みは否めませんが、まだまだ頑張ってくれていたのです。ですが…雷が落ちた後、パソコンと同様…
プ リ ン タ の 電 源 が 入 ら な い !!
コネクタの抜き差し等わかる範囲のことは実行しましたが、こちらも無反応。まぁ、プリンタよりパソコンが電源が入らない方が事が重大なので、パソコンの復旧を優先。最近は安い複合機は1万円以下で手に入るし、最悪買い替えでもよいか…と思っていました。
しかし、パソコンの電源が入らない原因が『電源ユニットの故障』と分かったので、『もしや、プリンタの方も電源ユニット故障までで、被害が止まってくれているのでは』という甘い期待が浮かんできました。
いろいろ触っていると、電源部分だけがカポッと着脱できることを発見。一昔前、外についていたACアダプタの代わりでしょうか。プリンtな本体から6ピンのコネクタがでていて、この着脱可能な電源ユニットにつながっています。これをはずして、におってみると、何やら故障したパソコンの電源ユニットと同じ、何かが焦げたにおいが…。これが中古で売っていれば、交換すれば動くかも。期待が高まります。
電源の品番は『K30271』。残念ながらリアルタイムではオークションでヒットしませんでしたが、検索サイトで検索していると、過去の出品で該当の番号がヒット。売れていなかったので同じ人が再度出品するかも…と思っていたら翌日うれしいことに再出品されていたので即落札。定形外にしたので中1日かかりましたが、無事届きました。
上側が取り外した電源ユニットで、下側が購入した中古の電源ユニット。まずは双方の香りを比較(笑)。おぉ、古い方は焦げ臭くて…、新しい方は…、く、くさくなーい!!
しっかり取り付けて電源コードを差して、電源ON! するとどうでしょう! ウィーンと音を立てて動いたではありませんか! 自分はモノを直すつもりで結構壊すことが多いのですがこんなに予測がズバリ当たって直ってしまったのは、パソコンの方も含め珍しいです…。
とりあえずはカラーコピー(プリンタ単体)で通電検証したので、プリンタを元あった位置に戻し、USBケーブルを差してからパソコンからの動作ができるか再検証。こちらもうまくいきました。
オークションで落とした電源が来るまでもいろいろ調べていたんですが、このMP810の世代は、割とインクのコストパフォーマンスがいいみたいですね。細かい数字は忘れましたが、確か最新の機種(エプソンのビジネスインクジェットは除く)の2分の1から3分の1ぐらいのコストパフォーマンスだったような。インク単体の値段が少し上がり、入っているインクの量がだんだん減ってきているらしい。それで新機能がついても格安の値段でプリンタが販売されているわけですねー。ということでこのプリンタを壊れるまで使い続けたいという決意が強まりました。
とはいえ二度と雷で壊したくはないので、雷ガードを買いました。うまく動いてくれるといいなぁ。
以下、主に参考にさせていただいたサイトです。
キャノン MP-950の修理 -プロローグ (Tom のブログ さん)
プリンタの電源が入りません。(オフィス オービット さん)
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