以下は2014年時点(Illustrator CS2)での事象を取り扱っています。参考程度にしてください。合成ファイル名を、他と被らないようにする、という注意点は今でも有効かと思います。
Illustratorの機能の中にとても便利な機能として存在するのが、『合成フォント』の機能。
ただ、それが災いしてファイルがうまく開かないときがあるみたいです。
当方のような零細企業(企業でもありませんが汗)はまだCreative Cloud なぞ導入できず旧バージョンでがんばっておりますが、それも原因のひとつかもしれません。
このようなときには、フォントリストの削除などを試すとうまくいくときもあるのですが(adobe fnt lst などで検索してみてください)、うちの環境ではそれでうまくいかない場合も…
それで、なんとなくわかってきた対策。
1.環境やOSを変える際には、『合成フォント』のバックアップを取っておく。
(Program Files\Adobe\Adobe Illustrator ●●●\Fonts\合成フォント)
2.何らかの原因で(1)の作業ができなかった場合は、新しく合成フォント作成して登録するが、その際、以前の合成フォントの名前とかぶらないように名前をつけていく(名前がかぶると競合して読み込み時に問題が起こる可能性あり)
3.自分の環境にない合成フォントが組み込まれている場合、読み込みに時間がかかる可能性あり。(場合によっては20分とか…)。根気よく待つ。
4.開いたら『書式』→『フォントの検索』画面を開き、自分が登録している合成フォントではない合成フォントがないか確認する。もしあれば、フォントを分析し、自分の環境にあるフォントもしくは自分が登録した合成フォントに置換しておく。こうすると次回から読み込みに時間がかかることを防げる。
ある意味、合成フォントをまったく使わないのが良かったりもするんですが、そういうわけにもいきませんよね。またいい方法があったら投稿します。
コメント
[…] Illustratorと合成フォントの悩ましい関係。 https://centree.net/2014-12-02/449 […]