生口島の良さ

生口島の良さは何といっても、景色の良さと、空気の良さでしょう。都市部から離れていて多少の不便さを感じることがあるとしても、この2点は実感があります。

島の南部には400m級の山があり、山の中腹からは空気が澄んでいる時にはくっきりとした四国山脈の稜線を見ることができます。

急勾配の場所ばかりではなく、海から少しなだらかな土地もあって、海抜30m~60mくらいのところにあるかんきつ畑を両サイドに見ながら、正面に見る瀬戸内海もまた絶景です。

島の西部も、瀬戸田港からサンセットビーチあたりまでは抜けが良く、きれいな夕焼けが楽しめます(写真)。

冬は鮮やかなマリンブルー、夏はプランクトンの影響で、エメラルドグリーンに輝く海が見られます。特にこの夏の瀬戸内海の色は、地元で暮らしている者にはあまりピンときませんが、レアな色だそうです。たくさんの島があり、水流が穏やかな瀬戸内海ならではなのかもしれませんね。

注意を一点。島の主要産業であるカンキツは、虫の害を受けやすいため、年に数回『予防』と称する農薬散布の時期があります。特に集中するのは、花が咲き終わり、デリケートな小さな実がつく、梅雨前の時期です。最近は低農薬、無農薬の農園も増えてきたので、昔ほどではないのかもしれませんが、敏感な方はお気を付けください。

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